「心の断捨離」で快適人生

心の中の不要なアプリをアンインストールして、サクサク快適な人生を取り戻しましょう!

「かかりつけセラピスト」になりたい!

「心の断捨離」の続きです。


僕は元々、スピリチュアルカウンセラーとして今の仕事を始めたわけですが、
スピリチュアルカウンセラー」というと、どうしても江原さんのイメージがありますよね。
別にそれが悪いわけではないのですが、
ただ、僕自身は「スピリチュアルカウンセラー」と名乗ることにどこか違和感を感じていました。

特に「オーラの泉」が人気だった頃は、あの番組の再現を希望して来られる方もおられて、
今だから正直に言えますが、心の中でどこか違和感を感じていました。

それだけじゃなく、霊能者や占い師と混同されることも多かったです。
そういう目的でお越しになられた方は、当然僕のセッションには満足できないわけで。
また、僕自身も、自分がやりたいこととは違うので、そういうのを求められると非常に困惑したものです。

その違和感を持ったまま年月をやり過ごしてきたのですが、次第に自分で抱えきれなくなっていきました。
そのうえ、当時は、厳しいことで有名なある先生について長年勉強していましたが、
厳しさゆえに自分で自分のことを責め続け、そして心も現実も行き詰っていき、
ついには挫折してしまいました。

挫折感と無力感から何もせずに過ごす時間が続きました。
そういう中で、毎朝瞑想だけは続けていました。
といっても、目を閉じて、ただその時に浮かび上がってくる感情を感じるだけです。
厳しかった前の先生に対する感情が多かったですね。
「死ねー!!」とか、「一生恨んでやる!!」とか、もう強烈でしたよ(笑)。
しかし、「どんな感情でもOK!」と自分に許して、感じていくと、
その感情がスーッと消えていく感覚も実感しました。

「感情を感じきる」というのはこのことだったんです(^0^)

そして、感情を感じきった後は、
スッキリというよりは、ポカーンという感じで、
ちょうど子供が泣き疲れると寝てしまうように、
そのままウトウトしてしまうこともよくありました。
「スッキリ!」ではなかったです。


ところで、「ネガティブ感情がダメだ!!」という情報は、世の中にあふれかえっています。

「怒ってはいけない」とか、
「憎しみは悪いことだ」とか、
「嫉妬してはいけない」とか、
「悲しんではいけない」とか、
「傲慢になってはいけない」などなど。

それはその通りなのかもしれませんが、
感情そのものは自然発生するものなので止めることができません。
小学校の理科の実験で、過酸化水素二酸化マンガンを混ぜたら酸素が発生する・・・みたいなのがありましたが、
あれと全く同じ。
止めることができないので、「そう思ってはいけない」と無理やり感情を抑え込んで、
対処したつもりになっているのが現状です。

対処していないわけですから、それらの感情はストレスとして蓄積され、
その人の意識や体や、ひいては人生そのものに影響を及ぼすようになるわけですが、
じゃあどう対処すればよいのか、と言われても、ほとんどの人が答えを知らないのが現状です。


自己啓発がたいていうまくいかないのも、そこにあると思います。
ドロ水でいっぱいのバケツにいくら綺麗な水を入れても、なかなかバケツの水全体が綺麗にはならないのと同じで、
頭の中にいくら良い考えを入れても、元々がゴミ屋敷の状態だとどうにもなりません。
僕自身が挫折したのも、そこにありました。

そんな中、ごく少数、「その感情を感じきると良い」と言っている人がいるにはいました。
ところが、「では、感じきるにはどうすれば良いか?」となると、どこを探しても答えを見つけることができないし、
当時の先生も教えてくれなかった。
もし、もっと早く答えを知っていれば挫折しなくて済んだのかも・・・

いや、挫折したことで、感情をもっともっと深く見て、
対処する方法を知るきっかけになったので、
そういう意味では良かったのかな。

話が横道にそれましたが、
挫折から立ち直りの中で、自分自身が実践してきた方法に、今の先生に出会うことで知ったやり方を取り入れ、
セッションという形にしたのが、「心の断捨離」です。
前に厳しい先生の元で学んだことで基礎は出来ていましたので
(今もその先生のことは嫌いですがその点については感謝しています笑)、
それを土台にセッションに応用しています。
(といっても、僕は厳しくしませんからご心配なく笑)


とにかく、ネガティブ感情は、
その時その時で早めに対処、つまり開放し、癒すことがとても大事です。
ストレスとして溜めないことです。

風邪を引いたらすぐにお医者さんに行くように、
ネガティブ感情でグルグルになったら、気軽に受けてラクになっていただきたい。
そういう思いを込めて、このセッションを始めました。

是非「心のかかりつけセラピスト」として、
気軽に使っていただければと思います。